[2020.12.2] 目の前ことから、その先の人まで
こんにちは。
ササキミサトです。
数年前、
とある講師から
美容師さんを例にしたお話がありました。
カットをしているとき
お客様を今すぐキレイにすることも大事だけど、
帰宅後にお風呂に入って髪を洗って、
明日の朝スタリングするときに
「切った直後と違う・・・」を思わないような
再現性のあるアドバイスをすることが大事
とても印象的で
今でもこの言葉は記憶に残っています。
これは何も
美容師さんだけの話ではないです。
お客様対応をするときは
目の前の方に丁寧に接することは
もちろん大事ですが、
お客様の背景や、周囲の人々へ思いを馳せ、
”未来を予測した対応”をすることも大切と
私は感じています。
例えば、
お土産にお菓子を数点買ったとき
手渡し用の袋が必要かどうか聞いたり、
雨の日の買い物のとき
買ったものが濡れないように
ビニールでカバーして渡したり、
細かいものをたくさん袋詰めするときに
開封時にバラバラにならないようまとめたり。
「お金をもらってただ渡す」時間
ではなくて、
喜びや優しさを感じるような時間が
お客様対応では大事だと感じます。
誰のための接客なのか?
誰に向けての対応なのか?
じっくり考えて
向き合っていきたいものですね。