[2017.6.1] ”ごめんなさい”が言えないあなたへ
とある会社の社長との会食で、
こんな話を聞きました。
「ごめんなさいの場面で、ありがとうを言う人が増えている」と。
私もよく研修のときに、
何か意見や指摘を受けたときは、
自分自身が成長出来るチャンスをもらえて、ありがとう!
な気持ちで受け止めてくださいね。
と伝えてますが・・・
たしかに社長が仰ることも、理解できます。
「明後日までに見積書送りますので!」と言っておきながら、
期日までに提出してもらえなかった、という例。
「お待ちしてましたが送られて来なかったので、もう結構です」
相手からは
「ご連絡ありがとうございました。またお願いします」
なんて返答が来る。
こんな例もありました。
電話対応の際、
「さっき聞いた金額と、桁が変わっているじゃないか!」とお怒りのお客様。
「あっ、今お伝えした金額の方が正しい額です。ご指摘ありがとうございます。」とだけ答えるスタッフ。
どちらも実際にお聞きした例ですが、
お客様の気持ちを受け止める一言があるだけで
印象は変わります。
「こちらから期日をお伝えしたにも関わらず、お送り出来ず申し訳ありません」
「先ほど誤った金額をお伝えしてしまいました。申し訳ありません」
もしかすると、あなたにとって”申し訳ありません”の一言を言うのは
とても勇気がいるのかもしれません。
でも、何か間違いがあったときや、相手に不快な思いをさせてしまったときは
”ごめんなさい”が言えるかどうかで、コミュニケーションの質が変わります。
自分自身を成長させるチャンスだと考て、トライしてみませんか?