”真心を込めて”をもっとわかりやすく伝えると?
こんにちは。ササキミサトです。
”真心こめて”
”思いやりの心を持って”
”感謝の気持ちを表す”
この言葉はよく研修・講座の中で使われる言葉です。
では、具体的な意味をどうやって相手に伝えたら良いでしょうか?
「真心を込めてお礼をしましょう」
「周囲の人へ思いやりの気持ちを持ちましょう」
私自身、以前おこなっていた研修や講座のとき
このような言葉をよく使って伝えていました。
でも、とあるグループワークをしたときに
真心のこめかたも
感謝の表し方も
人それぞれ違うことに気が付いたんです。
例えば、
「思いっきり笑顔を添えること」で
真心を伝えようとした若手社員。
例えば、
「お土産を添えて」感謝の心を伝える
営業担当の方。
それぞれの立場や経験、価値観などから
捉え方は千差万別なのです。
「真心」「感謝」が
いかに抽象的な表現だったか。
ここから、もっと具体的に伝えるにはどうすべきか
考えていきました。
例えば、
■真心を込めて御礼をする
→「ありがとうございます」だけを伝えるのではなく、
「お問合せいただき、ありがとうございます」など、
何に対してのお礼かを最初に伝える
→言葉を伝えてから、お辞儀をする。
お辞儀はゆっくりと、3秒頭を下げる
このように、より具体的な行動に置き換えて考え、
研修や講座で意見を出し合い、共有することで
受講者も行動へのきっかけになると感じました。
もしかすると、
あなたの会社の後輩・新人たちは、
「考え方」や「行動の仕方」を知らないだけかもしれません。
日常的な指示が、抽象的な言葉になっていないかな?
具体的な行動や言葉に置き換えるとどうなるかな?
そう自分自身に問いかけながら人へ教えることで、
自分自身の成長実感にも繋がっていくでしょう。